昨今わが国においては、連日のように食に関する話題がメディア等で取り上げ
られ、『食の安全性』に関する関心も高まっています。
食品工場では、多くの機械が使われています。この中で特に食材に近い部分
においては、人体に影響の少ない潤滑剤を使用しなければなりません。
アメリカでは、1967年 USDA(米国農務省)が 『食品製造にかかわる
工場で、食材・人間を除き使用されるすべての化学物質の安全性の規定』 に
基づき H-1, H-2, H-3, 3-H などの認証制度を開始し、1999年より
NFS(米国国立科学財団)が業務を引き継いでいます。
日本では、これら食品機械で使用される潤滑油の安全性に関する規制・規
格・規定等が無いので、アメリカの認証制度を活用しています。
NSF H-1 は、偶発的に食品に触れる可能性がある箇所で使用できる潤滑
剤 と位置づけられています。
弊社、オイルスプレー、グリーススプレーは、NSF H-1 認証品 を原材料とし
て使用おります。
しかし、スプレー缶に充填する際に 原材料缶の開封 及び 噴射剤として
LPGガスの封入 を行いますので、その時点でNSF H-1 認証品 は 消滅
いたします。 |